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ヤマドンガのdm10foreverのレビュー・感想・評価

ヤマドンガ(2007年製作の映画)
4.3
【シン・極楽浄土ムービー】

先に断っておきます。
今回のレビューは「おはようからおやすみまで」バグってます(笑)
書く前から自覚ありありです。

もともとインド映画を好きになるきっかけは2本あったんだけど、そのうちの一本が、かの有名な「ムトゥ踊るマハラジャ」でした。
劇場で見て、パンフ買って、DVD買って、サントラ買って、部屋にはヒロインのミーナ嬢がドアップで映っているあの有名なジャケットを描いた特大ポスターを貼り、おまけにチチカカ(エスニック系の雑貨屋さん)でインド系のお香を買って部屋の中で焚いてみたり・・・。

本当にムトウは大好きな作品。
そして未だに「世界で一番美しいのはインド系の美女」と断言するdmです(ビシッ)
そんなこんなで、観る前から不戦勝確定の一本ですが、今作は色んな意味で「好き」が溢れている作品でした。

この作品は、もしかすると「R.R.R」あたりからインド映画に入られた方からすると「なんじゃこりゃ?」ってなる部分も多いかもしれませんが、個人的にはこっちのほうがブンブンにインド映画臭が匂ってきて良き。

今作の監督(S.S.ラージャマウリ)も主人公(N.T.R.jr)と、それこそ「R.R.R」でもタッグを組んだ二人ですが、「新しいインド映画」にもどんどん挑戦しつつも、きちんとこういう「トラディショナルな作品」を大事にしてくれている感じが良いですよね~(これ自体は15年くらい前の作品ではありますが)。

そんな感じで、また好きな作品が一本増えたのが嬉しくなって、帰り道の足取りも軽くなりました。
あとは内容にも触れちゃうので、ご興味のある方だけご覧いただければ・・・。
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