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キャッシュトラックのj3livingのレビュー・感想・評価

キャッシュトラック(2021年製作の映画)
3.0
長回しが印象的な作品。

冒頭の3分45秒まで現金輸送車の車内(ほぼ定点)カメラ長回しで惹きつける妙。一見緊張感が無く見えるが事件が起きる時とはこんな物なのかもしれない。
特にクルマの外で何が起きているのかよく分からないが、後々映像で答え合わせされて腹立たしさMAX(映像構成が、じゃなく起こっていること自体が)。

ジェイソン・ステイサムの作品の中でもよりダークな印象の作品だった。善良な市民を傷つけることはないけどいい人感は皆無だし。
主人公もうちょっと活躍すると思ったけど、割とやられ率高い。にっくき宿敵を二度も目前で取り逃すし。
何故か突然自分が悪側の内通者であることを告白する「進撃の巨人」システムの人間がいるし、ほとんどの登場人物は殺されるし、その中で特に憎らしい人達の死に方がアッサリしていてなんか物足りない。

元の部下とかが助けてくれると思ってたのにどこ行っちゃったの…?
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