フェミ研ゼミ

女は女であるのフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
5.0
アンナカリーナという圧倒的な「かわいい」に興奮。神にグッドデザイン賞を。
こういうファッション的な魅力のパワーを堪能できた。

アンナカリーナ可愛い…と脳内リフレインしたまま朝起きて鏡で自分と対面した際にアンナカリーナと同じ動物と思えなくて鏡の前で即死。
落ち込んでいる時に元気でる軽やかなコメディでありながら鋭いセリフもあり、
元気が出る反面、鏡の前では即死するという矛盾を抱えた映画だがそこもまた魅力。
死ぬまでに5000回みたい映画。でも10年前に1回しか見てないのにこの定着力。すごい。

脳みそが働かない時に見てもヘラヘラとたのしい、
考え事におちたい時にしっかり考察しながらみても考え事楽しい。

「泣かないつもりの現代風の女はバカ」ってカリーナがゆってくれて。
やっぴー!辛い時は泣く!って心が軽くなった。記憶。

サンキュー映画。
ゴダールの映画の中で圧倒的にわかりやすく楽しい作品だった。抱きしめたい。
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