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女は女であるのmogmogのレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
4.0

どのシーンを切り取ってもオシャレでかわいい!
ふたりが住むおうちの間取りとカメラワークがたまりません。

いろんな言葉遊びが散りばめられているので多少でもフランス語がわかるとさらに楽しめます。

説明するのも野暮ですが、
最後のやりとりも男は「infâme (卑しい)」と言ったけど、女はそれを「un femme(男性名詞に使う冠詞+女性)」と勘違いし、文法的な誤りを正して「une femme(女性名詞に使う冠詞+女性)」と訂正します。
どちらでも会話が成立してしまうのでこれはゴダールの「男と女は分かり合えたつもりでいるがそれは勘違いだ」というメッセージなのかなと思いました。


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