Ran

女は女であるのRanのレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
3.8
アンナ・カレーナが可愛い。
ジャン=ポール・ベルモンドと2人でポージングするショットの連続がシュールで好き。
男性陣2人もかっこよかった。

登場人物が歌わないミュージカル、歌わない場面も好きだけどキャバレーでアンナ・カレーナが歌う歌が良いなと思っていたら後半にも出てきて耳が嬉しかった。

登場人物が観客に挨拶するゴダールのショットは割と好き、今回もゴーダルだなーと感じられて個人的に好きなシーンがいくつかあった。

あとは、アパートの日差しでカップルの行末を表現するシーンもショットとして好きだった。
広げられては畳まれるを繰り返す日差しを眺めるジャン=ポール・ベルモンドの切なさとコメディタッチな描写が良かった。

また、バーでお代を踏み倒す時の屁理屈、Yes/No question のネタも面白いと思った。

フランス語が分かればもっと面白がれるのに、と悔しい気持ち。本質ではないけど、勉強したいなと思わせてくれる作品。
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