そらになるらむ

女は女であるのそらになるらむのレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
3.5
「♪わたしはいつも“ウィ”と答える」

ブツ切り・寸止めの音楽の断片たち
どの場面を切り取っても赤と青の対比

ここに描かれているのは、60年余り前の一番進歩的な男女観なのかもしれないけれど、根っこにあるのは実はさだまさしの“関白宣言”と同じように思え、興味深い。

コモンセンスなんて所詮この程度のものなのだろう。時代時代で理念や常識は揺らぐ。変化に取り残されて社会から攻撃される芸人や政治家やスポーツ選手は哀れだ。

「男をマネようと泣かないつもりの現代風の女なんてバカよ」