TAMU

BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイのTAMUのレビュー・感想・評価

3.8
遠くに行っちゃったね〜。
そもそもBLACKPINKの場合、デビューした頃から大物感が凄かったのだけれど、ここまでメッキが剥がれなかった、というかメッキなどではなかったことを見せつけるドキュメンタリー。

メンバーが順番に語る、それぞれの成長物語。
それぞれの母国語?、1番話しやすい言葉に話してる感じ。やはり、ジェニとロゼは英語なんだな、とかリサのタイ語が新鮮。韓国語だとフニャフニャしてる感じがしたが、タイ語だとしっかりした印象を受ける。

今では、すっかり日本でも知られることになった練習生の育成システム。毎日14時間レッスンとか、そこら辺のブラック企業もびっくりな道を4人は競争しながら生き残ってきた。メンバーから語られる苦労話と折れずに前を向いてきた姿に涙。

どのメンバーも若くして故郷を離れ、お母さんに会いたかったと口にするが、お父さんについて語らないことを気にしつつw

そして、日常の表情も印象的。特にロゼがレコーディングルームで見せる、自作の曲を秘密にする表情は、普段見せるキリッとした表情の真逆の柔らかさ。
ギター1本で活動する日が来るかも知れん。

本当は日本のドームツアーも晴れて欲しかったが、コーチェラ、ワールドツアーと目を見張る快進撃。
一方で、会社(YGエンタテイメント)が無くなるんじゃないかと心配した昨年のYG特大スキャンダルには一切触れず。

BLACKPINKには頑張って欲しいが、内容は至って淡白だったので「大丈夫かYG」として、スリリングなドキュメンタリーも希望w

余談中の余談だが、自分が今のところ最後に行ったライブは今年初めのBLACKPINK京セラドーム。今年もガンガンライブ行くぞーて思ってたあの頃が懐かしい…
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