片腕マシンボーイ

たわわなときめきの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

たわわなときめき(2020年製作の映画)
3.1
かつて商業で数々のポンコツを生みだすも、「たわわな気持ち」でピンク映画に転身して以来……ピンクに自主映画に傑作連投な古澤監督
そんな記念すべき作品「たわわな気持ち」の続編がいつの間にかアマプラで無料になっていたからば、観たぞ!

自主映画で地道にキャリアを積んできたんやが、世界で活躍する映画監督の彼氏が一緒にメキシコへいって映画を撮ろう!言ってきたぞ、でも私は……今の仲間たちと映画撮っていきたいし、どっちが正解なのかしら?って話

「たわわな気持ち」の続編は続編なんやが、全然違う話やし、正直めちゃめちゃ面白かった前作に比べると……イマイチやったかも
前作は巨乳の風俗ライターなヒロインがモラハラ彼氏に復讐すべく彼のお気に入りの風俗嬢と仲良くなる!っつ〜シスターフッド映画だったのやが
本作は前作の風俗嬢が映画監督を目指すも、海外帰りの幼なじみ彼氏がやっぱりクズ野郎で悩まされるっつ〜話で、似たような話なんやが前作ほどストーリーにもクズ彼氏にもインパクトが無いのが残念やったね

まぁふたりのヒロイン&セックス激ウマ川瀬陽太の映画撮影風景はとてもホッコリ見れて良かったし、そんな3人組が隣人さんの女性をこれまたクズハゲ男から救い出す展開とかも熱いものがあったが、撮っている映画自体が糞過ぎるのんも如何ともし難かったわぁ
川瀬陽太と巨乳ヒロインがセックスをして宇宙と一体化するのを隣人さんが見つめている……これが映画よ!……え、どゆこと?

まぁ「たわわな気持ち」の愉快な仲間たちのその後が見れたんは嬉しかった、この3人はほんとに素敵!さらに古澤監督の次作である傑作ピンクホラー「キラーテナント」の印象的なアパートが舞台やったからば、マシンボーイ的にはぺろぺろ、でもこれは多くの続編映画の例に漏れず傑作な1作目には及ばない続編って感じで惜しかったですねぇ、ガックシ……

しかし、本作でクズ彼氏がメキシコのプロデューサーにシナリオ送っておいたから!言うてたが……メキシコのプロデューサー?メキシコにいるのはプロレスのプロモーターくらいちゃうんかなぁ?