ふじた

シカゴ7裁判のふじたのレビュー・感想・評価

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)
4.4
名前がある登場人物は全員が主人公のように思えた これに尽きる
統制が取れた現政権側の検察+保守的な判事 っていう明らかに分が悪い相手に思想体系とかそれを表す方法,市民的なバックグラウンドが全く違う人間たちが一矢報いようとする様子が見てて熱くなった
この映画で取り上げられたようなデモは確かにどこか暴力的だったのは否めないかもしれないけど,それでも民主主義とか言論の自由とか集会の自由って司法と警察と政府が独立して適切に機能してない上では耳あたりの良いハリボテでしかないのか?って思ったりした とすると現代社会の自他国の状況も必ずしも他人事とは言えないってことですよねー。
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