湯上がり太郎

シカゴ7裁判の湯上がり太郎のレビュー・感想・評価

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)
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反論の余地を与えようとしないことは、自分の意見がひどく脆いかそもそも中身のないものであると白状しているに等しい。
直前にドント・ルック・アップという映画を観ていて、権力者たちの「わからなさ」がありえねえと思ったのだけど、事実に基づいているこの作品も同じくらいありえないと感じたので、あながち現実にある話なのかもしれないなと思ってしまった。「思ってしまった」という気持ちも、「思いたくない」という感情を自認しているようでなんとも苦い。目撃しておらず史実でしかしらない人間からするとおぞましい話だった。
湯上がり太郎

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