マクガフィン

サン・セバスチャンへ、ようこそのマクガフィンのレビュー・感想・評価

2.9
何者にもなれない自分や、悲しき男のサガを描きつつ、それでも生きる活力や喜びみたいなことを軽妙なタッチで描く。お洒落な街で発する、洒脱でくだらない会話と時々お洒落な会話の塩梅が如何にもウディ・アレン監督らしいが、もう少し何かに踏み込んで欲しかった。