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サン・セバスチャンへ、ようこそのseapointのレビュー・感想・評価

2.5
W.アレン元気かな。騒動により前作はアメリカ公開ならずだったけど。
今回のcastはトップスターではないが、W.ショーン。名バイブレイヤーで、アレンの常連。good choice!それに相変わらずグラマラスなG.ガーションぬF.ガレル。いつもアンニュイのに、真正面からちょっと中年。

大人になってもなんだか皆子供っぽい。モートはどうしたかったんでしょうか。妻の方から離婚切り出されるし、DRも好意は持ってるが、それは患者であり、友人、その枠から絶対出ない。そりゃパコがいるからねぇ。悲しいかな、対象外。
~とは言ってもモートはちょっと、ほんのちょっと枠を超えてみたかったのかな。ただほの字であるその心情と行動は楽しそう。

で、サンセバスチャン。この地がそういう浮ついた気持ちにさせるのではなかろうか。美しい海に街並み。ちょっと開放した心ならすぐ酔っ払ってしまいそう。
それもありき。どっちも失ってしまったけれど、ラストは清々した感が伺える。リセットしてまた同じ道を歩きそう。あはは。
W.アレン89歳。彼やイーストウッドすごいし。なんて活力。あと何本撮れるのか、観られるのか。
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