このレビューはネタバレを含みます
超絶怒涛のB級映画。
とにかくクロエ・グレース・モレッツが化け物とワイルドに戦うのを観たいという人にしかおすすめできない作品。
序盤は、主人公の極秘任務と積荷の正体、主人公の素性とかワクワクする要素が多くて楽しめた。
ただ、中盤以降がB級を極めすぎて思わず唖然としてしまった。もう少し展開を変えられたんじゃないかって思えるほど正直酷かった。
以下、ネタバレ
謎の積荷はまさかの主人公の赤ちゃん(同乗している不倫相手との子)だし、突然ポップな音楽と共に機内でグレムリンと兵士の大乱闘始まるし…カオス。
モブはあっという間に死んでいくけど、不倫相手はなぜか何度もグレムリンに襲われてるのに無事という訳のわからないご都合展開。
一番ツッコミたかったのは、積荷の中に入った赤ちゃん。
あんなに振り回されて空中に投げ出されて、墜落まで経験した(そしてグレムリンにも攫われてる)にもかかわらず怪我もしてないのは流石に気になってしまった。(そんなに頑丈なケースに入っていたのか?)
序盤からの展開をもう少し工夫すればもっと面白い作品になったのでは?とどうしても思えてしまう… 個人的に残念な映画。