とりん

シャドウ・イン・クラウドのとりんのネタバレレビュー・内容・結末

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)
2.2

このレビューはネタバレを含みます

2023年45本目

第二次世界大戦下において、秘密任務を託された女性パイロットがある飛行機に乗り込み、そこで巻き起こる事件が描かれた本作。
もうどこからツッコこめばいいかわからないレベルでとっ散らかった作品。
予告などでもチラと出ていたグレムリンなる怪物はかの有名な映画で有名となったものでもあるけど、元々は妖精の一種らしく、英国空軍の間では責任を回避するために用いられた偶像とも言われている。それを実物化し、実際に飛行機を襲うということをこの映画ではやっている。
第二次世界大戦下ということもあり、日本軍との戦闘も交えており、零戦とグレムリンという両方の死闘が繰り広げられる。
そこに絡めるのはこの女性パイロットの極秘任務であるある荷物の守秘。しかしそれは彼女の赤ちゃんである。さらにいうと乗組員の1人との子ども。
これを守ろうと必死になるのだけど、いやもうあり得なさが盛りだくさん。こんな小さな箱に入れて窒息死するんじゃと思ったけど、それは空気穴らしきものがあったので解決。
ただこの時代の戦闘機の負荷に耐えれるわけがないし、あんなに荷物を乱雑に扱われて、無事なわけがない。
そもそもこれがここに関わることによって、何を見せられてるんだという感覚になってくる。
それは別に置いといて、敵兵というわかりきった目に見えた敵と空想のモンスターとのダブル死闘というシチュエーションスリラーアクションでもまだ行けた気がするのだけど、変に話を拗らせた気がする。だからこそ笑わせられるところもあるのだけど。
上空飛んでる時にボロボロの彼女が機体の外側をつたって移動とかあり得ないし、ボキボキに折れた指普通に使ってるし、あの怪我はなんだったのくらいに左腕元気。爆風で機内に戻るが一番あり得なくて吹き出した。最後の乱打もやばかった。
そしてこれらをクロエが演じてるのがさらに拍車をかけてた。
とりん

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