すいかのたね

シャドウ・イン・クラウドのすいかのたねのレビュー・感想・評価

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)
2.8
アマプラに来てたので視聴。第二次世界大戦中にクロエ・グレース・モレッツが乗った爆撃機がグレムリンに襲われるという話…断っておきますが84分の映画です。

あ~…その…話の主軸が結構アレだったかなと。クロエそのものはとても良いんですけど、何か『こんな話だと思ってなかったわ』ってシーンで2/3くらいを過ごします。半分くらいは面白くない女性軽視系軍人ジョークと、クロエが爆撃機に乗った経緯の説明でめっちゃ退屈でした…。

いや爆撃機に乗った事情はそこそこ切迫したモノがあるのですが…何というか時代とシチュエーションの食い合わせが悪すぎる…何でこんな話で展開してるのか、観てる側が変にびっくりしてしまいました。この時代を強く生き抜く女性像なのか?…あえてそういうのいるか?

で、中盤以降も…うーん何だこの演出と思う奇想天外な画面が多数出てきます。『多分イーサン・ハントでも無理だろ』って凄いシーンがあるのに、変に軽めな雰囲気で全体が進行するので、全く燃えないし爽快感が無い…『クロエさんちょっと出る映画間違えちゃったのでは』と正直思う演出が満載でした。

一応シーンとして良かったのはグレムリンを殴るシーン。『男共何やってんだ』と思いますが、まあ全体的にポリコレ味もありましたので…まあ…。格闘全体は攻防の流れ含めて普通に良かったです!

改めて『クロエ・グレースモレッツは声も容姿も非常に可愛いくて良いな!』と思いましたが、それが全て。他は…84分としては話も演出もちょっとどうかなと思う作品でした…でもクロエ・グレース・モレッツは間違いなく堪能は出来る!!!
すいかのたね

すいかのたね