円柱野郎

アンダーワールド:ビギンズの円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この作品で語られるストーリー自体は1作目である「アンダーワールド」で触れられているので、観客からすれば結末がどうなるのかは分かっている。なので数分で終わる話を如何に膨らませているかが気になる所なんだけど、背骨を「ロミオとジュリエット」風にしたファンタジー・アクションとでもいうか、まあ予想の範囲を超えるモノではなかった。そこは惜しいところ。
とはいえ初監督とは思えないパトリック・タトプロスの無難な演出は悪くはなかった。これまでのシリーズの美術デザインをやっているだけあって、今作でもその雰囲気を壊さず継承してくれているしね。
設定上、ケイト・ベッキンセールに似ていないと話にならないソーニャ役にローナ・ミトラ。これがまた微妙に似ているので面白い。ビクター役のビル・ナイは相変わらずの演技でカッコイイが、如何にビクターが強いとはいえ脳幹を斬られても生きているという設定はどうかw
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