幕末明治期好きだけども商人という印象が強くてほとんど知らなかった五代友厚のお話。
いち早く英国の産業や文化の高さに気付き、武力に痛い目に遭った薩摩藩。船上での一悶着は史実なのだろうか。だとしたら本当に五代に日本は助けられたのかもしれない。もっと言えばはるが救ってくれたことになる。
この時代、全世界の1/4が英国の領地・植民地となっていたのだから恐るべし英国。
そんな英国兵士に一目置かれた先見の明に秀でていたところや日本の未来の産業、軍事などを具体的な数字を算出していたというところを掘り下げて描いてもらいたかった。
そして、夢語るだけの自惚れでは説得力はないよ、岩崎弥太郎さん。商人に対しては特に数字を見せた方が効果的だと思う。
五代についてもっと深く知りたくなりました。本を探してみようと思う。
題字の格好良さに見惚れたらやはり紫舟さんであった。
本当に素晴らしい役者さんだなぁとしみじみとそしてまた切なくなりましたよ、三浦春馬くん。作品は残るからまた過去の作品も観直して、あなたの素晴らしさをこれからも幾度となく思い返していきます。
