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天外者のkazu1961のレビュー・感想・評価

天外者(2020年製作の映画)
3.4
▪️JPTitle :「天外者(てんがらもん)」
ORTitle: ※※※
▪️First Release Year : 2020
▪️JP Release Date : 2020/12/11
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-351
🕰Running Time : 109分
▪️Director : 田中光敏
▪️Writer : 小松江里子
▪️MusicD : 大谷幸
▪️Cast : 三浦春馬、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、迫田孝也、宅間孝行、丸山智、徳重聡、榎木孝明、筒井真理子、内田朝陽、八木優希、ロバート・アンダーソン、かたせ梨乃、蓮佛美沙子、生瀬勝久

▪️Review •••••••••••••••••••••••••••••••••
🖋三浦春馬さんの笑顔、泣顔、怒った顔。。。特にクライマックスの大阪商工会での演説とその熱量、胸がいっぱいになります。まさしく三浦春馬さんの生きた証となりました。本作、三浦春馬さんの最後の主演映画となります。。。そう意味では三浦春馬さんを愛でる、追悼するそういう作品かと思います。。。

🖋本作、三浦春馬さんが、薩摩藩士・明治政府役人を経て商都・大阪の基礎を作った実業家・五代友厚を演じた歴史群像劇です。天外者とは、鹿児島の方言で“すごい才能の持ち主”のことなんですね。でも作品の内容的にはクライマックスからエンディングにかけては素晴らしいのですが、これだけの幕末・維新の史実と登場人物の背景を描くのはいかんせん時間が短すぎます。結果、史実のダイジェスト版のような構成になってしまい、登場人物の背景もほとんど描かれないので、この時代の史実に造詣が無ければほんと浅い作品になってしまいます。五代友厚、坂本龍馬、伊藤博文、岩崎弥太郎、それぞれがどういう人生を歩み、何を成し遂げ、どのように志し半ばで斃れたか。。。このレビュー点数の高さは三浦春馬さんに捧げられた点数なんでしょうね。

🤔物語は。。。
江戸末期、ペリー来航に震撼した日本の片隅で、新しい時代の到来を敏感に察知した若き二人の青年武士が全速力で駆け抜けかます。五代才助(後の友厚、三浦春馬)と坂本龍馬(三浦翔平)。二人はなぜか、大勢の侍に命を狙われています。日本の未来を遠くまで見据える二人の人生が、この瞬間、重なり始めるのです。攘夷か、開国か。五代は激しい内輪揉めには目もくれず、世界に目を向けていました。そんな折、遊女のはる(森川葵)と出会い「自由な夢を見たい」という想いに駆られ、誰もが夢見ることのできる国をつくるため坂本龍馬、岩崎弥太郎(西川貴教)、伊藤博文(森永悠希)らと志を共にするのでした。。。

▪️Overview (映画. comより)
三浦春馬が主演を務め、近代日本経済の基礎を構築し希代の“天外者(てんがらもん)=すさまじい才能の持ち主”と称された偉人・五代友厚の人生を描いた歴史群像劇。「利休にたずねよ」「海難 1890」の脚本・小松江里子と監督・田中光敏がタッグを組み、オリジナルストーリーで描き出す。江戸末期、ペリー来航に衝撃を受ける日本。新たな時代の到来を察知した青年武士・五代才助(後の友厚)は、攘夷か開国かの内輪揉めには目もくれず、世界に目を向けていた。そんな中、遊女はるとの出会いから「自由な夢を見たい」との思いに駆られた彼は、誰もが夢見ることのできる国をつくるため、坂本龍馬、岩崎弥太郎、伊藤博文らと志を共にする。五代の盟友・坂本龍馬を三浦翔平、後に三菱財閥を築く岩崎弥太郎を西川貴教、初代内閣総理大臣となる伊藤博文の若かりし頃を森永悠希、遊女はるを森川葵がそれぞれ演じる。
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