東の渋沢栄一、西の五代友厚。
大阪経済を発展させ、日本経済のベースを作りあげた偉大なる人物、五代友厚の物語。
正直、五代友厚…名前しか知らんかった。
こんな凄い人がまだ幕末にはいたのか…
それまでの日本をぶっ壊した龍馬(たち)。
それはそれは凄い事をやり遂げた訳で…
でも、本当の闘いはここからな訳で…新たな日本を作っていった男たち。
当然、批判は出る訳で…
それでも突き進む男…
何か新しい事を成すには犠牲は付き物とまでは言わんが、強い志を持って突き進む五代友厚…
「文句がある者は好きなだけ言え!それでも前に進まねばいかん!!」
ちょうど今の日本の状況(コロナ禍)とリンクする。
今こそ国民が一丸となって徹底自粛…
いやいや、多少犠牲が出るのを覚悟の上で、それでも経済を回す…
もうね、この際どっちでもいいねん。
国民にとって今必要なんは強い信念と覚悟を持ったリーダー。
どのみちどっちに舵をきっても批判は出るんやし。
民衆に嫌われ憎まれた男こそが日本の救世主だった…
まさに五代友厚。
金や地位や名誉もいらん、必要なのは目的。
五代友厚が亡くなった後に残っていたのは莫大な借金。
ほんまに凄い人ですわ。
そしてそんな五代友厚を演じた三浦春馬も素晴らしかった。
が、その分逆に他のキャストが…龍馬、弥太郎、伊藤博文…etc
ほぼ全滅、違和感ありまくり(苦笑)
そして肝心な内容…さすがに映画1本の尺では当然描ききれる訳もなく…
大河ドラマの総集編を見ているかの様で、しかも幕末における一般常識は持っているものとしての展開。
正直、歴史に興味なければ話の流れ、展開についていくのがちょっと難しいかと…
まぁ歴史好きとしては面白さうんぬん、こうやって歴史の中に埋もれている偉人をピックアップして描いて頂けるだけで嬉しい!
Blu-ray買おっと…(笑)