あるま

いつかの君にもわかることのあるまのレビュー・感想・評価

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)
4.1
幼い息子との日々を、余命幾許もない中どうにか生きていくために、静かに足掻く。

お父さんの行動と言葉のひとつひとつが優しく、それを息子は受け取っていくから、ずっと画面が柔らかく優しい。ワンシーンワンシーンでじんわり涙が出た。
息子の自分への反抗こそ、微笑ましく愛おしいのだなあ。

ずっと一緒に生きていてほしい。その願いを叶えるのが難しいことがある。だから誰かに支えになってほしいことがある。
誰もが、いつかきっとわかること。
あるま

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