どんなテーマか分かっていたけれど、そっと主人公の姿を見つめ続ける距離感に開始5分位からずっと涙が‥
受け入れ先を探す家庭訪問をしながら親の愛とは?子供の幸せとは?を考えさせられ、決して声を荒げること無く何度も思ってきたであろう受け入れ難い苦しみと共に準備する未来が、どうか祝福に満ちていますようにと祈らずにはいられない。
ブドウの味の中にパパはいるよ
いつまで覚えてるかな、ぼんやりとでも。でもあの箱がマイケルにはある
静かで余白がありながら真っ直ぐに伝わる物語
人生って理不尽だけれど!!登場する裕福な人達が決して幸せそうでは無く、彼を心底思い遣る人々との対比に豊かさとは何かも問いかけてくる名作でした。