夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者のhanamiyaのネタバレレビュー・内容・結末

疲弊していた心を癒したくてまた久しぶりに夏目友人帳の世界に触れたくて見てきた。
夏目友人帳の映画を映画館で見るのは初めてだったが、大画面で見れて良かったなと思う。

優しい世界に存分に浸れ心が癒された。

石起こしではすこーしだけ耳を澄ませばを思い起こす自分の好きな素敵な描写があったり、ミツミの健気な姿にがんばれと応援の気持ちが沸き上がった。

果たせぬものに役目は与えぬ(だったかな…💦)という言葉が今の自分にはとても響いたし心にひっかかった。

果たせるから役目を与えられているのか。



怪しき来訪者は三篠がかっこよかった。

外から見たら自分と違って、楽しそうに友人に囲まれていいなと妬んだり羨んだりと自分にも共感するところもあり切なくなるところもあったが、三篠の本当の気持ちを知ると根底にはライバルである相手がかけがえのないものなんだと伝わってやさしくあったかい気持ちになった。
田沼もほんとに優しい子だなと思う。

また最後のエンディングもすごく良かった。館内に居た方たちは曲が終わるまで誰一人として立ち上がることなく聞き入って居たように思う。

こんな大変なご時世だが上映してくれて本当に有り難かった。