なっすん

ボルケーノ・パークのなっすんのレビュー・感想・評価

ボルケーノ・パーク(2019年製作の映画)
3.7
【あらすじ】
主人公タオは幼くして「天火島」の火山事故によって母を失った研究者。父親は天火島へリゾートを作る危険性に警告をするが、その地で娘が働いていることを知り、連れ戻すために島へ向かう。
噴火予定150年後の学説に余裕の態度な実業家ハリスは、
タオの警告に耳も貸さずに出資者へのプレオープンを開催してしまうが―――

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昨年、最後の映画館は今作品
安全を約束された活火山島に作られたテーマパークと、
その安全が崩壊した島から逃げ出すパニックアクション。

どこかで見たことあるような、
人知をこえたテーマパーク・制御不能な自然界・パニックアクション。
火山を楽しむテーマパークや、近未来なシステム・乗り物の登場はなかなかワクワクする題材。
それゆえに、想定通りに進むプレオープンやアトラクションのシーンをもう少し長く眺めていたかった。
意外にも早くからパニック状態に陥り、その後の爆破アクションが満載だったのが少し残念なところ。

爆走するモノレールや、噴火から逃げるカーアクション、
火山の影響で起きる非日常な静電気の影響など、
進むごとに起きる各所のシーンは見ごたえもあり、一貫して飽きない演出が散りばめられている。さらに、わかりやすいストーリー展開なので物凄く見易い。

主要メンバーたちは、誰もが死亡フラグと思う演出のたびに生き延びていたのが新鮮で、逆にどこで死ぬのか、はたまた全員生き残るのか、想像の斜め上をついてくるのは流石である、、
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