nn

サマーフィルムにのってのnnのネタバレレビュー・内容・結末

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会にて鑑賞。
面白かったですよ。
出てくる俳優さん達をほとんど存じ上げないところも(実際知ってたのは朝ドラに出てた板橋駿谷氏だけ)新鮮な感じ。
主役の子ハダシに至っては、元乃木坂の子だったらしい・・・
でも、そんな華やかさを微塵も感じさせないところには好感を持てる。
何かに似てるなあ(←悪い癖です、この思考回路)と思うに、「映像研には手を出すな
」を彷彿とさせる。
アニメ「映像研〜」の後、実写版も作られたようで、こちらにも乃木坂の子達が出てたようで。
ちらっと見る限り、「ちがーーーうっ」と言いたくなるほど可愛い子達だらけ。
それだと「水崎ツバメ」の綺麗さが引き立たんだろうがっ!
その点、まだハダシ役の伊藤万理華さんはブサイクなお顔もできるし、スタイル抜群というわけでもなくて(褒めている)なかなかのグッドキャスティングだったと思います。
ただ、メンクイのおばちゃんから言わせると、彼女が自分の作る時代劇映画のヒーロー役として一目惚れする「りんたろう」がワタクシ好みでないところが残念なところ。
金子大地君って、うっすら見た事あるお顔ってことは、今、来てる若者なのでしょうね。
時代劇顔っぽいと言えば時代劇っぽいけど、でも、結構始まってすぐにこの『りんたろう』はタイムトラベラーなのです!という衝撃の場面展開となるわけで、
そうなると未来人がこれほど「昭和感」満載なお顔って事はないでしょ??と思ってしまうわけで・・・

と、キャスティングのことばかり言っててもしようがないですね。
ストーリーに話を戻しましょう。
そうなのです。
この青春映画、リア充反対!からの時代劇サイコー!からの、タイムトラベル物もぶっ込んできて、と、一見するととっ散らかりそうになりそうですが、
そこは「映画」という一貫したテーマから逸れる事なくうまく作られております。
何か大好きなもの、打ち込めるものがあるっていいねえと遠い目をしたくなる57歳女子のレビューでありました。
nn

nn