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サマーフィルムにのってのtoshiのレビュー・感想・評価

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
5.0
開始早々マスクの中で口角上がり・・・。そして上がりっ放しで鑑賞終了。よってMAX評価です。めちゃくちゃ好みな今作でした。

先ず主人公ハダシが時代劇大好きで、よってベタなラブコメ映画ばかりを製作する学校の映画部で嫌な思いをしている設定が良き。時代劇好きとか勝新崇拝な女子高生だったらラブコメとかウンザリですよね。そして謎の青年凛太郎。彼をハダシが作りたい時代劇作品の主演に抜擢するも、結構早い段階で凛太郎がどの様な人物かをバラシてしまう設定も良かったです。
また何と言っても今作はクライマックスだと思いました。終始口角上がりっ放しな私もあの展開には「んっ?!」と一瞬思いました。「あれ?茶番始まるの?」とも・・・。でも最後まで見届けると「いや、今作これで良きっ!」と・・・。因みにクライマックス1シーンの凛太郎が言う「サヨナラ」の言葉はちゃんと私の心の中に残りました。

今作観終えて思った事・・・。映画の未来とかラブコメvs時代劇とか今作クライマックスとか、映画が好きな人それぞれ今作に思う事は異なるだろうけど、映画が大好きって方は絶対観て欲しい・・・でした。

【余談1】
公開当初8月に高評価が多いレビューを拝見し、ノーマークだった今作を鑑賞したいと思いましたが近隣館では上映していなくて、都心に観に行くのがすっかりダルくなってしまった私は配信待ちを決意。で、明日から公開「空白」のオンラインチケットを予約しようと近隣のイオンシネマのサイトをチェックしていたら今作の存在が・・・。因みに1日1回しか上映してません。「えっ?何時から?」や「良作が故の追っかけ上映?」と気にしながらも、本日のお仕事を午前中一気に片づけ午後半休を取得しての鑑賞となりました。

【余談2】
今作鑑賞後、昨日の中秋の名月とは異なり吸い込まれそうな巨大なお月さまを見ながら自転車漕いで帰宅。その最中ですが対向する自転車が。私は左端を走行、対向自転車は右端走行。このままではぶつかるので早々に除けて走行していたら、その除けた方向に対向自転車が寄って来てぶつかりそうになりました。実はこれ珍しい事では無くてちょくちょく出くわします。除けてるのに除けた側に寄ってくる人ってどんな感覚の人なんでしょう。不思議です。
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