2020年の東京国際映画祭の上映から気になっていたのに中々タイミング合わず、今日別の映画祭でかかったので夜風に吹かれながら見ることが出来た。
青春映画を見た！という満足感がすごい。疾走シーンの多さ、映画撮影の難しさと楽しさに完全に魅了された。1度でも映画作ったことある人はもう好きになること間違いない。
伊藤万理華の持つ向こう見ずな冒険少年みたいなキャラクターがとても良かった。
金子大地くんは今大河で見てるのでより親近感があり、このタイミングで見れてよかった。
板橋駿谷の使い方うまい。てっきり引越しのバイトもしてくれるかと思った。
『時をかける少女』っぽいなという所できちんとそれに触れるのは丁寧だし、映画作り映画だと完成までがピークになりそうな所を土壇場でひっくり返して演劇チックに持っていくラスタチは満足感を数段上げている。
キラキラ青春映画を目の敵にしてたのに融和するのもいい。『桐島』の先を進めている。
ラストのcody・lee（李）の曲が金子大地と伊藤万理華のデュエットかと錯覚するくらいハマってて素晴らしい。
『映像研には手を出すな』『SHIROBAKO』好きな人は好き。
