同日に三度観て三度涙が出た。個人的に何が刺さったのかわからないけれど、滅多にない。シンプルな台詞回しは好み。
「他人の物語に時間を費やすこと」に有り難みを感じて、それがいかに素晴らしい時間なんだ！って痛感させられる作品。
部活やあるいは夢中になって取り組んでいることで、仲間やライバルになり、尊敬や友情や愛情が生まれるっていう、最高過ぎる高校生活がキラキラ眩しくて単純に素敵な学園映画。それなのにSF要素も受け入れやすく、違和感なく全ての登場人物に共感や愛着を感じられた。
サマーフィルムにのって、という軽快な感じのタイトルかと思っていたけれど、なんと奥深いのだろうと、鑑賞後に思う。
