すう

サマーフィルムにのってのすうのネタバレレビュー・内容・結末

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

笑いながら泣いた。
映画にのって未来へ想いが繋がれる。

個人的な話だけど、文化祭の前日みたいな
忙しいけどワクワクが止まらんみたいな
時間が好きで、この作品はそれを感じられて好き。

やりたいことにまっすぐ突き進んで
自分の力不足に悩んでいけるって
人生で欠かせない経験だと思う。

一つのものを仲間と作り上げるって
本当に素敵だなと思うし羨ましい。

例え無駄だと言われても
自分が必要だと思うこと。
人が何かをつくって残さないと
伝えたいことも伝えられない。
人を動かすということ。


あのカレン組の映画部もいいね。
ライバルもこういう時必要だよね。
好きなものは違えど思いは一緒。
仲間になっちゃうのもいい。

編集してるシーンも結構好きだなぁ。
こういう本当に忙しくて目まぐるしい時ほど青春ってあったんだなぁって学生時代の課題を思い出した。
でもこれはきっと過去の懐かしい話ではなくて今やってる仕事でも感じられるはず。

ちょっとしたファンタジーは苦手だったけど。

そして制服がめちゃんこかわいくて好きだ。
なにあの紐リボン、最高か。
メガネのビート板がタイプすぎて惚れたー。
まりか作品初めて見たけどめちゃんこ自然だな。
アイドルじゃなくて本物の女優じゃんかと思った。
お洋服大好きまりかしか知らなかったよ。知れてよかった。



当たり前だけど一つの物語って
何度も何度も考え抜かれて
その苦悩があってできてるものって
改めて知ることができた気がする。

作品を上映なんてしたもんなら
観た人から称賛もされるし叩かれることもある。
それを覚悟で伝える力ってすごすぎて
私にはできない。

才能もきっとあるけど妥協なしではつくれない。
愛着も湧くし譲れないシーンだってたくさんできる。
作品作りって本当に精神削ってるなぁ。



■好きな言葉
なんとかなってきたね
なんとかなってきたかな
私、すごい楽しい今
うぃー、うぃー、うぃー。

映画ってさスクリーンを通して今と過去を繋いでくれるんだと思う。

え、あぁ、これ失恋だったのか。

勝負しない主人公を見たくない。

うん、焼き付けよう。
すう

すう