ドラ焼き

サマーフィルムにのってのドラ焼きのレビュー・感想・評価

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
3.9
東京国際映画祭にて鑑賞。
チケットを取るとき物凄い勢いで席が埋まっていったから、そんなに注目されている作品だとは知らなかった状態でした。事前に青春SF映画であることは知っていたので、青春SFだったら大きな外れは比較的少ないのではという理由で選びました。

結果としてはどストレートな青春映画でした。ただSF以外にも時代劇やラブコメなど結構色んなジャンルが混ぜ合わせていて少し特殊な作品かと感じる部分もある。けれど柱である映画制作という部分がしっかりと固められているので、様々な設定が入ってきてもグチャグチャにならずにしっかりとした青春映画として完成されています。
登場人物も主人公に限らず個性が出ていて分かりやすい。また映画をキーにしているので映画に対する想いというのも、現在の情勢や時代の変化による映像作品への捉え方に対するメッセージのようなものを感じた。もちろん映画マニア向けという意味ではないです。

見て爽やかな気分になれる清々しい作品
あと気のせいかもしれないがエンドロールに少し引っかかる所があったので、機会があれば上映開始時にちょっと確認してみたい
ドラ焼き

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