黄推しバナナ

激怒の黄推しバナナのレビュー・感想・評価

激怒(2022年製作の映画)
3.0
あ〜…
高橋ヨシキ
常識ある人なんだ…
残念…
普通の人なんだ…
そんな作品…

監督 :
高橋ヨシキ
脚本 :
高橋ヨシキ
出演者 :
川瀬陽太
小林竜樹
彩木あや
奥野瑛太
松嵜翔平
木村知貴
安藤ヒロキオ
影山祐子
松浦祐也
水澤紳吾
笹野鈴々音
吉岡睦雄


映画に関わらず作品全てにおいてその人の人柄が出る
だからこその高橋ヨシキには頑張って欲しかった…
物語が破滅的…
支離滅裂…
そんな作品を期待していた…
蓋を開けてみると普通だった…

もっと“こう”

“ツイン・ピークス”のようにド変態ラリった世界観
“マッドマックス”のように狂った世界の焼けたガソリンの匂いと乾いた砂埃の匂いとバイオレンス世界
“時計じかけのオレンジ”のような薬づけの狂ったモン勝ち世界
“CURE”のようないかれた洗脳世界
“オーディション”のような地獄に陥れられるサイコパス世界
“バトル・ロワイアル”のようなバイオレンスからのバイオレンスで終わる世界
“鉄男”のような支離滅裂スティームパンク世界
“狂い咲きサンダーロード”のような近未来単車爆走世紀末世界

気狂い
変態
世紀末
それが高橋ヨシキだとおもっとたが…
何だろうこの憤りは…
映画の本質だの
映画の取り方だと
映画を知った風で言っとっても
(自分への戒めでもある)
所詮これか…
期待してただけにその反動は大きい…

まだ
深間(川瀬陽太)が“マ・ドンソク”のようなワンパンで人殺せるぐらいのキャラで、町内会の自警団を何百人も相手にボッコボコにするラストならまだエモかっただろうに…

いやー…
“町山智浩”にしても
“高橋ヨシキ”にしてもこんなもんか…

こんなんじゃ…
“てらさわホーク”
“柳下毅一郎”
が映画作ってもこんな感じだろうなぁ…

不満しか出てこんな…

※ツイン・ピークス(1990年)
監督 : デイヴィッド・リンチ

※マッドマックス(1979年)
監督 : ジョージ・ミラー

※時計じかけのオレンジ(1972年)
監督 : スタンリー・キューブリック

※CURE(1997年)
監督 : 黒沢清

※オーディション(1999年)
監督 : 三池崇史

※バトル・ロワイアル(2000年)
監督 : 深作欣二

※鉄男 (1989年)
監督 : 塚本晋也

※狂い咲きサンダーロード(1980年)
監督 : 石井岳龍
黄推しバナナ

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