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A Call to Spy(原題)のgabyokoのレビュー・感想・評価

A Call to Spy(原題)(2019年製作の映画)
4.5
第二次世界大戦中、イギリス諜報員として活躍した女性スパイの初期物語。

これは映画館で観たらもっと重厚さが増したかな。

実際のヴァージニア・ホールや連絡員のノア、長官のヴェラ、とこの時代の戦う女性にスポットを当て、ヴァージニアを中心として進む本作は、鉄の女サッチャーの一作とやはり通ずるものがある。
スパイ映画なので画面の迫力といったものはないが、音楽の高低差や色彩で温度差を出して最初から最後迄一気に時間が過ぎる。
この時代に男性中心の世界で身を粉にして戦う女性の芯の強さが伺える。
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