北極圏に残った天文学者と取り残された少女、
地球に帰還しようとするコロニー。
宇宙船と博士のシーンが交互に続き、
最後に分かる、オーガスティンが北極に残り続けた本当の理由。
幼いアイリスは、
一緒に暮らせなかった日々のアイリスの幻影だったのかな。
汚染された地球に帰還しようとしている飛行士の彼女を救うために、
あの小さいアイリスの夢を見て、共に彼女を守ってたんだと思うと。。
木星の景色が美しくて本当に壮観。
そして、ヒューマンSF映画の音楽は洗礼されてて、まるで宇宙に漂ってるような気分になれるから最高だよな。
スケールが大きい話ではあるが、
特段ストーリーに派手さがある訳でもなく。
オーガスティンとアイリスのためのヒューマン映画かな。
確かに、地球の状況とか経緯は説明して欲しかったかも。
作中でも結果しか映してなかったシーンがあったりで、そういう撮り方なんだろうなぁ。