けっこうなシャマラニストだという自覚もあるんですが、今回は全然ノレず。
シャマランの真骨頂の「このシーン、シリアスなの?ギャグなの?」という感情が複雑すぎるシーンがほぼない(あるいは上手くいってない)。
今回はシャマランの出演シーンがわりと多いので、(シャマラン老けたな…)と思ったのが一番オールドみを感じたかも。
オールドは面白くないですが、シャマランの作家性というか、常軌を逸してるというか、この人なに考えてんの?という感じはほんとに好きです。「サイン」なんか最初から最後までシリアスなのかふざけてるのか判らないし。自作にカメオ出演してもインド人だから悪目立ちするだろう!とか出演時間がどんどん増えるとか、そういう諸々含めて面白い。タイカ・ワイティティと違って陰キャな感じもたまらん。