オールドのうっふんゴリラのネタバレレビュー・内容・結末

公開初日に鑑賞。
1日で50年分の時間が経過する浜辺に訪れた3組(4組？)の家族の話。

映画の中盤から後半までは人間が狂っていく様子を鑑賞するだけで、飽きはしないが胸糞感がずっと続く。

後半で老いによる家族との別れが描かれるが、決して涙を流してしまうような感動的な別れではない。(感動のシーンにしたかったのかなという感じは伝わってきたが、正直胸糞しか感じなかった。)

一番最初に浜にいたラッパーが鍵になってくるのかと思いきや外れ。冒頭のホテルシーンでの伏線が弱い！確かに所々でヒントとなりそうな物は散りばめられているが誰が製薬会社の実験だと予測できるだろうか。もう少しヒントが欲しい気もする。

人は窮地に追いやられると狂っていく。そんな様子を実感した映画だった。