マッシモ

オールドのマッシモのレビュー・感想・評価

オールド(2021年製作の映画)
4.0
きました。シャマラン監督の新作。
30分で1歳歳を取る謎のビーチに迷い込んだカッパファミリーの話。

ストーリー
大まかには上の内容なので細かいストーリーは伏せます。事前知識なく見たほうがいいですね。サスペンスなので。

総評
個人的には満足度の高い作品。
子役達は成長につれて3人配役されており
中盤コロコロ変わるものの衣装や身体的特徴を出来る限り合わせそれっぽく見せていくのは拘りを感じでよかった。

また、大人達は変化が緩やかながら確実に顔が変わっていく様や。身体的な劣化、老眼や耳が遠くなる。等視覚的効果も多用している点も観ている側にわかりやすくて良い。

コメントしたい役者。
アレックス・ウルフ
ヘレディタリーで王様にまで上り詰めた彼ですが、本作ではカッパ家の長男、トレント君(6歳)を演じています。大体彼が演じてる時間で15.6歳なので青年期から成人までといった所です。一番彼が美味しい思いしてるとは思う反面、中身が6歳のままと考えると切ないなと。

トーマサイン・ハーコート・マッケンジー
ジョシュラビットで有名な彼女ですが。
本作ではカッパ家の長女マドックスを演じてます。アレックス同様に時間軸的には青年期16歳から成人まで青年期担当です。

キャラクターが多いこともあり出番は多くないですが、両親が老化していき、周りもの頼れる大人も減っていく最中で自分がしっかりしなきゃと海に入るシーンはよかったです。中身が11歳だと思うとこれまた身につまされるものがあります。

あとがき
大人の変化探しは、ひと昔前に流行ったアハ体験を映画の尺でやってるような気分になった。
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