オールドのKotyのネタバレレビュー・内容・結末

長さはちょうど良かった、ピックアップするエッセンスもちょうど良かった。
ベテランの、何が映画に必要かわかっている監督が作った安心できる映画という印象。

言うほど悪くないと思ったが、惜しむらくは科学的な思考が甘く、何故科学に手を出してしまったのかと思った。シャマラン監督の得意そうな、宗教やオカルトに手を出していたら良かったのに。
あんなにマクロな開発をするラボも違和感だし、同じ病種の患者を揃えて薬を変えないと有用な薬を発見するのに効率的ではないし、もしかしたら彼は、何に効くか分からないけれど良さそうな薬を多様な患者に与えると考えたのかも知れないけれど。
病人だけでなく家族を巻き込むのも無駄死にさせていると思うが、患者のメンタルフォローなんだろうか。

看護師が一番頼りになったなとつくづく思う。彼のゆっくり歩むアイデア、試してみれば良かったのに。

と文句を言いつつ、面白いは面白かった。