オールドのaaのネタバレレビュー・内容・結末

家族で休暇を過ごそうと南国のホテルにやって来た主人公一家。そのホテルでプライベートビーチに招待され、同じく宿泊客として来ていた3組の家族と共にビーチを楽しむ。だがその最中一人の女性が死体として見つかり事態は一変。携帯の電波が繋がらなかった為、助けを呼ぶ為に通って来た道を戻ろうとすると激しい頭痛に襲われて出れない。そうこうしている内に、子供達が異常に成長していたり体に付いた傷が直ぐに治るなど、このビーチは時間の進み方がおかしいとわかる。あらゆる方法で出ようとするがほぼ全員死んでしまう。唯一生き残ったのはビーチに来た時に6歳だったトレントとマドックス。彼らは来る前にホテルの支配人の子供と接触しており、ギリギリで出る方法が見つかったのだった。このホテルは製薬会社が持っているもので、あのビーチは自然が作り上げたもの。招待された客達は家族の中に誰かしら病気持ちがいて、ホテル到着時に飲まされたウェルカムドリンクに入った薬の治験の為に行かされていたのだと判明。ビーチで過去に同じように殺された人が書き残したメモを証拠として警察に持っていき、製薬会社側は逮捕された。設定が明快で飽きずに観れて面白かった。製薬会社の闇は勿論なんだけど、時間が流れることによって例えば夫婦の間にあったわだかまりは解けたりと良いこともあり、時間について考えさせられた。シャラマン監督の役が観察係なのも地味に良かった。