M・ナイト・シャマラン監督作品。
久しぶりの新作観賞ですが、相変わらず、よくこんな話を思いつくなと。
一種のシチュエーションスリラーであり、社会派スリラーでもある本作。
細かく突っ込み処はなきにしもあらずですが、さてどうなるんだろう?このままバッドエンドか?ってギリギリまで引っ張るストーリーテリングは流石です。
怪物や悪魔や凶悪な殺人鬼も登場させず、明るい日差しの下、ぱっと見には美しさそのものの環境だけで薄寒くなる恐怖を感じさせるってなかなか凄い事です。
物語の筋やアプローチは全く異なるけど、ミッドサマーと並んで明るい真昼のホラーとも言えるんじゃないでしょうか。
オチは…非現実的な超自然な状況と現実的で科学的な実態とのギャップに賛否あるんじゃないかな。
私はシャマランらしくて、成る程ねと思いましたけど。
最後に一言、ボケ爺に刃物を持たせてちゃいけないねってこと。