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酸っぱいリンゴの木の下でのKSのレビュー・感想・評価

酸っぱいリンゴの木の下で(2016年製作の映画)
3.5
70年代トルコの田舎で暮らす市長の娘の視点から、自分で自分の人生を選択することや、制約された中でどのように勝ち取ってきたかを描いた作品。

権利を制約されていた側だけでなく、制約しそれにすがりついていた側が哀愁的に描かれているところが、もう一つのテーマである人生観という意味での時間に繋がっているんだなと。ここに登場する人物たちのそれぞれの生き方をどう見るかという余白の感じが良かった。
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