古本屋さんで何本かサルベージした若松孝二の初期作品。そのうちの一本。
パートカラーのイメージがありましたが、この作品はオールカラー。夫を殺めた女と夫の弟との逃避行。
ピンク映画なんだろうけど、ピ…
同じ言葉を繰り返す。私が殺した耐えられない逃げたくない罪を償い死にたい。でも飛び降りるのは恐い。違うよ事故だった運命だった。夢を見ていたのかしら。やっぱり現実か。受容しかけても僅かな拍子で元通りに崩…
>>続きを読む✔『狂走情死考』(4.1p←4.0p=20cでの評価から少し動く)及び『性犯罪』(3.7p)『テロルの季節』(3.8p←4.0)『〈いろはにほへと〉性賊』(4.5p←4.4)▶️▶️
若松の存…
警官の兄を撃つ。兄嫁との逃避行。海辺では白痴に邪魔をされ、雪原に逃げ込めば拘束、リンチのイメージに遭遇する。力と力が働く間には暴力しかない、そこには愛だの政治だの入り込む余地はないのだという。新宿騒…
>>続きを読むなぜかはわからないけど、ちょっと考えないと寒いということに気づけなかった
むしろ直感的にはぬくい
終盤は気温よりも急な乾燥がこたえる
メモ
吉澤健いろんな顔がちらつく
渡瀬恒彦、松田優作、萩原聖人…
このレビューはネタバレを含みます
(35mm)
前半、特に導入が強引なのだが中盤から急に面白くなる。これもやはり不条理劇として観るべきだろう。
山谷初男が出てくると間違いないという気もする。何を言っても何をやっても謎の説得力がある…
成瀬巳喜男『乱れる』が64年。
本作は1969年の義理の姉との逃避行もの。
『乱れる』が日常に根ざした出発点だとすると、
本作は警官である旦那たる戸浦六宏が射殺される非日常から始まる。
しかし、最後…