前後編あわせて5時間近くあって特に後編はドラマパートに比重が置かれてるんだけど、その分ラストの試合で紆余曲折経たルーザー達の魂がぶつかり合うカタルシスがもう泣けて泣けて。
ドラマパートで溜めに溜めたフラストレーションを昇華させる圧巻のファイトシーン。
フィクションではない本物の試合をみてるかと錯覚するレベルの俳優の迫真の作り込み。
消化試合の人生をやめてもう一度ベルトに手を伸ばすこと。
勝敗よりも勝敗を決するもの。
これこそロッキーイズムなんよ…。
情けなくてダサくて弱い森山未來、めっちゃくちゃカッコよかった。