けいり部

記憶の技法のけいり部のネタバレレビュー・内容・結末

記憶の技法(2020年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

主人公・華蓮(演:石井杏奈)は日常生活でしばしば思い出す身に覚えのない記憶に悩まされていた。そんな中、修学旅行の提出物として偶然目にした戸籍沙本に記載されていた知らない姉の存在。
華蓮は本当の自分を確かめるため、同級生・穂刈(演:栗原吾郎)と共に自分の出生地福岡へ旅立つ事を決める…


とにかく現実味のない行動や演出が気になる〜
クラスで個人情報を書いた書類を席の後ろから前に回してー、とか言わないよね
あと戸籍沙本を娘に渡す時に親から何も言わないのもとても不自然では。
夜間高速バスの窓がカーテン閉めずに開いていたり(多分観客に夜景を見せるための演出上開いてた)、ガラガラの高速バスで関係のない男女が隣同士の席を買えたり等々…とにかくフィクション過ぎるところが序盤から目立った。

主演2人のヴィジュアルが良いだけに、ストーリー以前に色々お粗末過ぎないか…残念。穂刈くんが華蓮を呼ぶ時の呼称が『あなた』なのも最後まで慣れず。
そして思いの外、釜山に行く意味があんま無かった…。

忘れていた記憶はインパクトが強かったなぁ。あんな怖いの、幼少期を演じた子も怖かったのでは。笑
てか町で聞き込みしてないで、早くインターネットや図書館で情報探せやと思ってしまった。


穂刈くん役を演じられた栗原さんは本作が引退作なのね。
石井杏奈さんは可愛かったし、栗原くんはイケメンで、2人がつんけんしながらも一緒に旅している感じは面白かった。
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