やりたいことをやりきった、すんばらしいシリーズの3作目。
最早１作目当時の面影はなく、良くも悪くも似ても似つかない作風になっています。前作「奪還」にてザ・レイド組が参加してからまさかこんなことになろうとは誰が想像したでしょうか。ハッキリ言って最高すぎます。エイリアンにシラットをかまして戦おうという展開が頭おかしい(褒め言葉)。この近接格闘成分は今作でもマシマシ。前作の数倍です。 エイリアンのビジュアル、VFXも健在で、中盤の露骨なエイリアン2オマージュは思わず顔がほころびます。
3作目ともあって全編ハイペースかつハイテンションのバトルアクション、この疾走感は少年ジャンプ級です。人間もエイリアンもみんな近接格闘するのが本作1番の見どころ。エイリアンなんて近接格闘させたいがために着ぐるみで演じられていると言わんばかりです。
特にラスト20分、人間もエイリアンもみんな近接格闘し始め、さながらミュージカル映画の様相を呈します。しかも遂に満を持して登場するメカヤヤン・ルヒアンの勇姿よ。語彙力幼児を通り越して細胞の欠片に逆戻りだ。言語化厳禁！刮目せよ！
