ハイツムコリッタの奇妙な人々の楽しそうな生活。
同監督作の『彼らが本気で編むときは、』が好きなので、本作公開は楽しみにしてました！期待を裏切らない、前作同様に笑えて心に沁みる作品でした( ´∀｀)b
いかにも訳ありな感じで、田舎のひとり暮らしを始める山田。
その山田が住むハイツムコリッタの他住人も一癖二癖ある人物たち。
日を重ねるごとに、それぞれの事情が姿を見せ、彼らの抱えるものが明らかに……
とにかく、食事が美味しそう！
特に松山ケンイチ演じる山田が美味しそうに食べるんですよ。
でも、（たぶん）1度も「美味しい」とか「美味い」とか、味の感想を言わない！でも、めちゃくちゃ美味しそう！
この言葉にしなくても伝える技術は、映像作品の醍醐味だと思うし、なぜ山田は言わないのかが察せられるくらい、人物の背景もしっかりと描かれている作品でした◎
そして、他の住人たちも良いキャラばかりで、観ていて飽きない物語でしたね。
ただ笑えるとか癒されるではなく、所々にピリッとくる展開もあるので、その人物たちが、どう進展していくのかが気になり、どんどん見入っちゃいました。
個人的にはハイツムコリッタで飼っているヤギが、ちゃんとエンドロールに「ヤギのあすか」でクレジットされているのもツボでした笑
たしかに、あの作品の雰囲気を作り出すのに良い仕事してましたよ！
荻上直子監督の次回作も楽しみです(*´꒳`*)
