このレビューはネタバレを含みます
同じ監督でも「めがね」の時には少しだけ感じた死生観が、今回は全面的に出てる。
本当にああいうおくり方って法的にアリなんだろうか。
終盤、松ケンが泣くシーンで自分も目が潤んだ。
満島ひかりの演技力と存在感はここでもさすが。
まさかそーゆー色っぽいシーンがこの監督の映画で出るとは思わずちょっとビックリ。
予告編ですき焼きを囲む風景が出たからまたお腹減るかなと思ったらそうでもなかった。
結構豪華キャストなのに、
薬師丸ひろ子さんどこに出てたのかわからなかったのでもっかい見直したい。
何気に市役所職員役の柄本長男も、やっぱり凄い。江口のりこさん気をつけないと気づけないもったいなさ。吉岡秀隆君もイマイチもったいない役どころな気がする。
緒形直人は年々お父さんに似てきてる様な印象。
あと、現実はいのちの電話ってそうそう繋がらないと思うんだけど、夕方だから繋がりやすかったのかな?
音楽が「凪のお暇」みたいな感じで重苦しくないのがよかった。
やっぱりこの監督ならそうだよね。