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川っぺりムコリッタのmasaのレビュー・感想・評価

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)
3.8
いやっもう!とびきりほんわかした優しい作品でした。好きだなー。

やっぱりムロツヨシが面白すぎるというのもあるんだけど、全体的にコミカルで凄い優しい作品でした。やっぱり、「カモメ食堂」とか「レンタネコ」とか、ほっこり系はこの監督にかなわないです。凄いよかった。

「かもめ食堂」「彼らが本気で編むときは、」の荻上直子監督が2019年に発表したオリジナル長編小説を、自身の脚本・監督で映画化。松山ケンイチ主演、ムロツヨシの共演で、孤独な青年がアパートの住人との交流を通して社会との接点を見つけていく姿を描く。
「かもめ食堂」「彼らが本気で編むときは、」の荻上直子監督が2019年に発表したオリジナル長編小説を、自身の脚本・監督で映画化。
松山ケンイチ主演、ムロツヨシの共演で、孤独な青年がアパートの住人との交流を通して社会との接点を見つけていく姿を描く。

北陸の小さな町にある小さな塩辛工場で働き口を見つけた山田は、社長から紹介された古い安アパート「ハイツムコリッタ」で暮らし始める。できるだけ人と関わることなく、ひっそりと生きたいと思っていた山田の静かな日常が、隣の部屋に住む島田が「風呂を貸してほしい」と山田を訪ねてきたことから一変する。山田と島田は、少しずつ友情のようなものが芽生え始め、楽しい日々を送っていた。しかし、山田がこの町にやってきた秘密が、島田に知られてしまい……。

主人公・山田役を松山、島田役をムロがそれぞれ演じる。タイトルの「ムコリッタ(牟呼栗多)」は仏教の時間の単位のひとつ(1/30日=48分)を表す仏教用語で、ささやかな幸せなどを意味する。

えーと、なんだろ、観たあととても、優しい気持ちになれる、そういう作品、まさしくそれで、幸せとはなにか、ちょっと考えましたね😊

登場人物が全員基本的に優しくコミカルなんだけど、そこでシリアスな問題もからめ、派手さはないけど、とても秀逸な作品だと思う。
観たあと考えるから。
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