辛いことがあった人に
心が泣き出しそうなときに
きっと最適でしょう
そっと励まされましょう
もちろん、静かな普通の日にも好適でしょう
未来に希望を見出すような生き方から
脱皮した、その抜け殻の方の人たち
日々を何とか生き抜こうともがきます
小さな幸せを見つけ何とか呼吸している
彼らを淡々とユーモラスに描く
荻上監督の手腕は鮮やかです
この作品では誰もが喪失を抱えています
つまり、人生の縮図なのです
「お風呂入らせて」
「ごはんは誰かと一緒に食べたほうが美味しい」
「一杯だけだから」
「山ちゃん、だめだよ それはダメ」
…圧巻のムロツヨシ
劇場で見逃したので配信でやむなく観賞しましたが、配信観賞もありです
画作りはさりげなくも常に美しいので、劇場で観たかったですが💧
ムロツヨシの厚かましいけれどどこか惹きつける存在感が、
ケンイチが隠している寂寥の厚みが、
吉岡の、声をかけたくなるような不器用さが、
緒方の苦労を重ねた人のもつさりげない優しさが、
どこか堂々としている子供たちが、
この作品の大きな魅力になっています
「待って、おれも連れてってくれ!」
…号泣しても、いいんですよ ネ
これぞホンモノ🌱
二度三度と観ることで味わいがます
気付くと他の場面でも笑えたり😆
まさに塩辛🦑のような映画
とっても大切なことが描かれています
ふだん無関心でいたことに、ちょっぴり恥ずかしくなりました
きっとあなたもそうかも🦆
⭐️地味ながら贅沢なキャスト
⭐️シュールな廃品置き場と…演奏
⭐️重ねて観賞することで初めて
見えてくるものがありそう
⭐️ご飯🍚の白さ、キュウリ🥒の青さ
…塩辛の切なさ
⭐️効用
当たり前のことに感謝したくなる🍀