生きる希望も夢も持てない青年。
知らない土地の塩辛工場で働きボロ長屋で暮らす。
給料が出ないとご飯も食べられない日。
幼い頃から会った事もない父親の孤独死の連絡が届く。
孤独は辛い。
自分の孤独に苦しみながらも、人とは距離をおく。
単調な生活の中でも、心に染みついた孤独は消えない。
自分は生きてる価値が有るのかと絶望する青年に周りの人達はゆっくり近づいて見守ってくれる。
そんな青年が少しずつ周りの人達との関わりで、自分の居場所を見つけていく。
それを感じた時、きっと前を向いて生きようと思えるのだろう。
白いご飯を食べられるって幸せな事なんですよね。