古いアパートに住むことになった青年が、住人たちと交流会しながら父親の死に向き合う話。
家賃が安い古いアパート、よくわからない隣人と仲良くなる、って設定で凪のお暇を思い出した。家具やインテリア次第でいくらでも心地いいお部屋にはできるよねー。
自分に刺さったか、言えばそこまででもないけど、作品全体の空気感は結構好きだし、自分にとって身近な人がいなくなってしまった時、また別の染み方をしそうだなと思った。
故人との思い出に浸ったり、足跡を辿ってみたり、蓋をしたり、遺骨を砕いて撒いたり食べたり、向き合い方は何でもいいのかもしれない。
時には寄り添いながら、心が少しずつでも解れていくといいね。