スティーヴン豆腐

Malu 夢路のスティーヴン豆腐のレビュー・感想・評価

Malu 夢路(2019年製作の映画)
2.5
マレーシア映画。と言っても、マレー系の出演者は(多分)いなくて中華系と日本人しか出ていないので、あまりそういう雰囲気は無い。

祖母に引き取られた姉のホンと、心を病んだ母の元に残された妹のラン。幼い頃に生き別れた姉妹が母の死を切っ掛けに再会して…という話、でもなかった。
台詞による状況説明が削ぎ落とされた中で、朧気に話の方向性が掴めたと思った辺りで舞台は横浜に飛び、妹のランが死体で発見される。
マジすか。まーーーーーーた都橋飲食店街すか。ここ最近だけでも『きみの瞳が問いかけている』と『朝が来る』で見たわ。何なんすか。横浜ってそんなに吹き溜まり感ありますか(ある)
どうやらランと親交があった二人の人物(水原希子と永瀬正敏)の視点を交えて、姉ホンが妹の足跡を辿るという話だったらしい。うーん。

全体的にかなりインディーズ色の強い作品で、横浜エリアではキノシネマよりシネマリンの守備範囲という感じ。